ひとりごと

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喫煙が見直されてきている世の中の風潮

流行り病の直前辺りが、喫煙者に対するおかしな世論形成の動きを感じる最高潮だった気がする。

流行り病で人々がストレス過多になり、タバコが見直されてきた可能性はある。だいたい、今の若い世代は、少し可哀そうなくらい、お金が無い暮らしを強いられている。そういう生活にこそ、タバコは束の間の安息を与えてくれるものとして、重宝されるはずなのに。

 

ニュースサイトやSNSなどで、喫煙者に対する意見が明らかに変化してきている。流行り病の前までは、「無くなればいい」「法規制すればいい」「もっと値段あげろ」などという無茶苦茶な暴論が飛び交っていたが、今は「たくさん税金払ってくれてるんだから、自分は喫わないけど、喫煙所をつくってきちんと分煙してくれればOK」などという声が多数を占めていたのに驚いた。喫煙者ではないのに「煙草ばっかり値上げするのは可哀そう」という人までいて、ちょっと本気でびっくりしてしまった。喫煙者に対して、無茶苦茶なことを言う人が明らかに減った。

 

そもそも、今の懐事情の苦しい若い世代が、煙草の美味さを見出したら、絶対にはまる。しかも、ワレワレの世代より、上手に煙草を使うはずだ。「昼間は外では喫わないけど、夜だけ家の中でじっくり1時間くらい喫う」「週末だけ、手巻き煙草を楽しみながら、映画を見るのが至福のひと時」、といった若い連中が増えている。ヤツらは、周到に依存を避け、上質な煙草を週末だけ楽しむ、あるいは、1日夜の時間帯だけ楽しむ、という上手な煙草の楽しみ方を覚えてやがる。ワレワレの世代なんか、朝起きたら、まずは顔を洗う前に一服、食後に一服、出勤前に一服、駅前で一服、仕事前に一服、休憩に一服、昼食後に一服・・・という風に、とにかく起きている間は、常に煙をまとわせていた。はっきり言って、狂ってタよネ・・・

 

とにかく、タバコは最高に美味いし、煙を吐きだすのは最高に楽しい。煙を吐いたら、輪っかが出来ちゃった時なんてサイコーにおかしくて腹を抱えて笑っていられる。「あ~輪っか出来た~」って。映画を見ながら煙草と珈琲を楽しめば、ほんとうに精神にゆとりが出来るぞ。人生を少しでも豊かなものにしたいなら、煙草は喫った方が良い。何度も言って申し訳ないが、金のない若い世代が精神的に少しでもゆとりをもって、この厳しい世の中を居心地よくするために、少し煙草を吸うくらい、許されて然るべき。ああ、煙草が喫いたくなってきた。