ひとりごと

煙草に関するあれこれ パイプフィクション

カーボンとりが楽

スパチュラにはいろいろ種類がありますが、うすい刃物型のものが使いやすいです(刃物っていっても切れないやつ)。ちょっと先が分厚くなっているタイプもありますが。薄いやつも探せばあります。

スパチュラにしてからカーボンとりが本当に楽で、今も、自分が所有しているパイプには、常にカーボンが綺麗に除去してあります。

スパチュラなら、カーボン量をコントロールできるのが良いところ。完全に木肌が見えるまで除去する人もいますが、自分は、ごくうっすらカーボンをつけておくようにしています。1mm以下ですが。木肌までは見えない、くらいごくうっすらです。

カーボンが、はたしてチャンバー内の炭化防止になるのか、よくわかりませんが、木肌が直に見えてしまうくらい削ってしまうのもどうかと思いますし、カーボンは少しはチャンバー内を保護してくる膜になるのではないかと思い、ごくうっすら残しています。

 

喫い終わって、ボウル内を見ると、細かい燃え残りの葉っぱがついているのが見えると思います。あれを、スパチュラでサクサクと落としておくだけで、ぜんぜんカーボンは堆積していきません。

作業は数秒ですみます。

本当は時間を置いてとった方がいいのかもしれませんが、私は喫い終わったらすぐ掃除したいタイプなので、すぐとっちゃいます。乾いてからとったほうが、とる快感はあります。サクサクしてて楽しいので。

毎回やらなくても、10回ボウルくらいすったあとに、とっても、シャクッシャクっととれますし、手が痛くならないので良いです。

ためこんだカーボンをナイフでゴリゴリ落とすのは、ほんとにパイプを完全に道具として扱う文化のものだなあ、と思います。日本人みたいな「ちょっとの傷も許さない」、神経質な民というか、茶の湯なんて編み出した民族ですから、毎回、まめに掃除したい、カーボン量をミリ単位でコントロールしたい、ボウルには1mmの傷もつけたくない、みたいな人はスパチュラの方が断然いいですね。

 

ほんとに、ボウルトップとかまったく傷つけずに、楽に鉛筆を動かすくらいの力でカーボン掃除・除去が出来るので楽しいです。

 

問題は、どのスパチュラを選ぶかです。スパチュラの先の形状によってだいぶかわってきます。どんなパイプにも、チャンバー径17mm~21mmまでまかなえる万能タイプのものは、だいたい、刃の長さが4cm、横幅7ミリ、持つ部分も入れて全長12cmくらいのものがあれば、どんなものにも対応可能だと思います。先っぽが尖ったものはダメです。丸くなっているものがあるので、それがベスト。刃の部分は厚みあるタイプではないものがいいです。

 

 

ほんとに、ちょっとこまめにカーボン掃除するだけで、チャンバーの底にカーボンがたまることもないし、快適。カーボンを溜めて、たまにリーミングナイフでごりごり掃除していた時は、底にカーボンがたまってしまうので、非常に掃除しづらかったのですが、まめに掃除してると今はそもそも底にカーボンがつかなくなりました。

 

さて、スパチュラといっても、かなりの種類があり、スパチュラ選びに失敗すると、何本もお試しでスパチュラを探すはめになるので、最高に使いやすいものを紹介しようと思います。

紹介・・・するかもしれません・・・

(記事途中で気力が尽きる。ちょっと写真をとってきたり、商品名を調べるのが面倒なので、あとでやります。やるのか?やるかもしれません)