煙草について雑文を書いているので、煙草の利点と危険性についても、きちんと書いておかないといけない。
世間的には、「煙草とは、依存してしまうもの」というのが大方の人の認識だと思う。
ところが、実際には、煙草とは使い方を間違えなければ、つまり、口腔喫煙にすれば、依存はしないし、美味しい煙草を楽しめる、と何度か主張してきた。
実際に、研究論文によると、ニコチンには大した身体的依存はないと言われている。
酒で人生を破滅させた人は数多いが、煙草で破滅した人は聞いた事がない。
(でも、やっぱり煙草は嗜好品なので、ちゃんと使わないと依存してしまうので危険な面もある)
煙草は、アルツハイマーを予防、改善すると言われている。自分としては、ボケるよりは、ほどほどに煙草を楽しんで、自分を失いたくないと思う。
(ほんとうはもっとあるが、面倒なので書かない。調べるとたくさんニコチンの効用は出てくる。)
煙草は、美味しいものだし、利点もあるが、やはり、下手な使い方をすると、依存してしまうよ、というのはベテランスモーカーがちゃんと初心者に教えるべきだと思う。
もう煙草を喫う大人がだいぶ減ってしまったし、ちゃんと年長のものが初心者に物を教えるのは当たり前のことだ。
依存というものについて、数冊、本を読んで勉強してみた。
依存はどうやら複合的に起こるらしいから、例えば、酒がやめられない人や、性的な依存を抱えている人は、煙草はやらない方がいいと思う。また、やはり、ストレス発散が煙草ひとつしかない、という人も依存に陥る危険がある。ストレスの発散先は、複数持っておくのが良い。
1か月のうち、じぶんはどういうシチュエーションで、どういう時に煙草を喫いたいと思うか、どれだけの予算を煙草に注いで良いか、そういう当たり前の事をしないという人は、意外といる。
また、パイプたばこの場合は、煙草には依存しないが、パイプの購入には依存している人もわりと、自分のまわりにはいる。高値のパイプを買い込んで、嫁にはたまのケーキも買って帰ってやらない、というようになるまでパイプに入れこみ過ぎるのもどうかと思う。
とにかく、いろんなところで、自己点検できる人間にならなければ、嗜好品に溺れずに使うのは難しい。だが、煙草を楽しむくらいの自制心は、大人になる過程で身に着けられる。少し、我慢を覚えればいいだけだ。