ひとりごと

煙草に関するあれこれ パイプフィクション

タバコの禁断症状について

タバコ(シガレット)をやめた時に、自律神経がざああっと嵐のようになったり、イライラしたり、気持ち悪くなったり、タバコ以外の事が考えられなくなったり、ああいう非常に不快な症状。

 

パイプたばこの場合は、やめても、そういう不快な症状は、自分の場合はまったくない。これは、パイプスモーカーの多くの人が体験しているようだ。

 

シガレットの燃焼材とか、添加物はやばい。あと、ニコチンを肺から直に摂取しているのだから、やめたら、おかしくなって当たり前だと思う。パイプは、口腔喫煙だから、あまり禁断症状がないのかもしれない。

 

パイプたばこには、離脱症状や、禁断症状が、万人に対してまったくない、とはもちろん言わない。喫い方によっては、あるいは個人差というものがあって、パイプでもひどい離脱症状がある、という人もいるかもしれない。が、いまのところ、自分はパイプでひどい禁断症状にあった、という人を見たことがない。(自分がみたことがないだけで、いるのかもしれない)

 

1日に12時間パイプをくわえっぱなしの人とかがもしいたら、それはある程度の禁断症状はあるのかもしれないがどうなんだろう。

 

程度によるという話ですが、パイプたばこには、1日1ボウル1時間くらい喫っても、たいした精神依存も肉体依存もないように思える。というか、個人の体験で言って良いというのであれば、パイプたばこにたいした依存性はない、と個人の体験としては断言できる。

繰り返すが、程度の差による。もともとの依存体質の人は、パイプだろうが、酒だろうが、何だって依存するだろうから。

 

あと、パイプも着香ものの人工的な味がべっとりしたやつだと、いくらでも喫い続けていしまう。依存しやすいかもしれない。サミュエルガーウィズのバージニアとか喫っていると、「もうこれくらいであなたのニコチン摂取量は限界ですよ」というところで、急にパタッと煙草の味がしなくなる。

パイプたばこは体調に左右されやすい。体調の悪い時は、味がしない、なんて時もある。そういう時は、タバコの方が「今はあんまり喫わないでくださいね」と言っていると思って、吸わないようにする。

シガレットなんか、歯医者のあとだろうが、風邪ひいてようが喫っていた。

ちゃんとした煙草は、喫い過ぎた瞬間に煙草の味がしなくなる。

 

もともと、煙草という種は、人間に依存させて、自己の種を繁栄させるという生存戦力ではない、もうちょっと良い側の植物なのではないだろうか。依存させやすいシガレットという形態を作り出し、人工甘味料ドバドバいろんなワケのわからん添加物ドバドバとか、依存性を強化するやり方で、依存させて売るということを繰り返した企業が一番アレなのかもしれない。結果、煙草は悪者扱いされて、煙草企業も凋落したわけだ。

アレな商売しちゃあかんってことだね。

 

禁煙したら、辛いのは最初の3日間だけ、と言われる。3日間は相当辛いと。

それでニコチンは1日~2日で抜けると言われる。

ところが、ヘビースモーカーなら、1週間たっても、体感でまだニコチンが体に残っている感じがする事がないだろうか。自分の場合は、2日でニコチンが抜けると言われても、1週間くらいかかる感じがあった。体に煙草成分が残っている感じがだいたい6日間くらいは続く気がしていた。

実のところ、ニコチンは肝臓で代謝されると、「コニチン」という人を食ったような名前の別の物質に変わり、体に1週間くらいは残っているらしい。コニチンが1週間くらい残る。そんな感じがする。

それで、1週間くらいたって、離脱症状が出て来るという人もいると思う。

自分の場合は、たまに禁煙してみる。煙草は、たまにちゃんと体から抜いた方が、美味いからだ。自分は365日、毎日煙草を喫うのも、変な話だと思うので、たまに禁煙する。休肝日じゃなくて、休口日のために。煙を、365日、毎日、口の中に入れたら、そりゃ、口の中も「たまには休ませてくれ!」というかもしれない。ブラック企業じゃあるまいし、延々と働かせ続けるのも口が可哀そうだから。

自分の場合は、禁煙は最初の1日が辛い。2日目以降は、何の努力もまったくせずに楽に禁煙している。最初の1日だけは辛い。だが、シガレットを喫っていた時のような、「うああああ、めっちゃ辛い、きつい」みたいな感じはない。が、やはり辛いは辛い。美味しい煙草を喫いたい、と思う。

まあ、たまに体から完全に煙草を抜いてみるも良い事だろうと思うので、しばらく禁煙を続けてみようと思う。決してやめるためではない。また美味しい煙草を喫うため。