ひとりごと

煙草に関するあれこれ 吾輩は専門家ではありません。ここに書いてある煙草の知見は、本で読んだレベルなので正確ではない場合があると思いますので、ご了承願います。

サミュエルガーウィズ ベストブラウンフレイクについて

 

これは「買い続けて」いかなければいけない銘柄だと思います。

 

一見、地味な銘柄は、レビューでも、「特徴がない」とか、「まあ、美味しいけど、〇〇の方が美味い」などと書かれてしまう事がある。

しかし、長年たばこを喫っていると、地味で素朴なものほど重要だと気づくことになる。派手さがないので、目立たないが、常備しておきたい銘柄だ。野菜でいうと、キャベツ、ニンジン、ジャガイモとか、あって当たり前な。たまに手に入る珍しい食材と比べて、「ふつうな感じ」とかレビューするのは罪なことだ。この銘柄は素晴らしいのだから。

(中途半端にツウな人は、誰もが名品という銘柄を「大したことない」と言いがちだが、発言力がある人の場合、売上にも影響してしまうと思うので、サミュエルガーウィズのような褒めるべきメーカーのものはきちんと評価してもらいたい)

 

この銘柄については、『jinsensパイプ』や『Smoky Smoky』でもやはり高評価。

 

近年、健康志向を望む人が多く、「無添加」で煙草を選ぶ人も増えてきた。

このベストブラウンフレイクは、ピュアな煙草の味を楽しみたい人は、ぜひ買って欲しい銘柄だ。パイプ煙草は、シガレットに比べて、添加物はないと言われているが、甘味料べったりな銘柄もあると感じるし、サミュエルガーウィズFVFも何か添加されていたような気がする。こちらは、ほんとに煙草のまんまらしい。こういう銘柄はぜひ存続して欲しい。

 

オーガニックな手巻き煙草から、パイプたばこに入って、最初に着香ものを買ってしまうと、人工的な味がして、「パイプはいいって聞いたけど、なんか噂と違う!?」と思ってしまう方もいると思う。着香煙草の中には、けっこう人工的な味付けで、ピュアな煙草を求めてパイプに流れてきた人ががっかりする事もあるだろう。そういう時は、このサミュエルガーウィズのベストブラウンフレイクを喫ってもらいたい。

あるいは、缶入りのバージニアオンリーを買えば、ちゃんとした煙草に出会えると思う。

美味しい着香ももちろんたくさんあります。自然な味付けというか。着香ものには、人工的で依存しやすく作ってあるものと、自然な感じで甘すぎないものがありますよ、という話です。

結局、煙草業界が衰退したのは、企業が依存しやすいシガレットを作って、健康被害が喧伝されたというのが大きな要因の一つです。だから、良質なパイプ煙草はちゃんと買って守っていかないといけない。

人工的な甘味料や化学物質を添加して、依存しやすいパイプ煙草ばかりになると不味い。パイプ煙草業界はまだ質の良い煙草がたくさんあるので、それらを買い支えていかねばならない。

そういう意味で、このサミュエルガーウィズベストブラウンフレイクは買いでした。

 

(ここまで書いて、わたしはまだサミュエルガーウィズベストブラウンフレイクを買っていない事に気がついた!つまり、これは、買う前の予想的レビューです。買おうと思いつつ、まだ買ってなかったので。よく書けたもんだ。)